ども、ねおかずやです。
タヌキの記事を書いていたらアライグマについても調べたくなりました。
なので今回はアライグマについて書いていきます。
タヌキの記事はこちら。
キツネもあります。
カカポやヤマネもいます。
アライグマとは
北アメリカ原産のタヌキに似ている動物。
しかしタヌキと違い足が白かったり、耳に白い縁取りのような模様があります。
またしっぽに黒いシマシマもタヌキにはないものです。
そして歩き方は踵行性(しょこうせい)という、かかとをつけて歩きます。
一方タヌキは指先で歩くのでこの点も違いますね。
大きさは個体差がありますが大きいものだと全長140cm、体重28kg超えもいます。
またメスよりオスの方が大きい傾向があります。
寿命は野生は3~5年程度、飼育下だと10~20年ぐらい生きます。
生態
水辺が近い森林に生息しますがそうでない場所でも普通に生きていけます。
適応能力が高いですね。
岩のくぼみを巣としますが木の空洞を巣とすることもあります。
知っている人は知っているかもしれませんが「あらいぐまラスカル」のラスカルや「ぼのぼの」のアライグマ君は木の洞に暮らしていますね。
ただ屋根裏を巣にすることもありますね…。
寒い場所に暮らすアライグマは-4度以下になると冬ごもりをします。
本格的な冬眠とは違いますね。
雑食性でなんでも食べます。水生生物の中ではザリガニが好物だとか…。
また爬虫類やウミガメの卵を食べることもあります。
アライグマと言えば獲物を洗うというイメージが強いですね。
実際は洗っているのではなくて手で獲物を探っています。
そのため水がなくても獲物を擦るようなことをします。
こんなことができるのもアライグマの手足が器用だからこそですね。
彼らは一夫多妻でメスが子育てします。
繁殖期は1~3月ですが繁殖に失敗しても2度目の発情があります。
その時は夏に出産となります。
木登りや泳ぎがうまいアライグマ。
夜行性でありながら昼間も行動するたくましいアライグマ。
繁殖能力も強いアライグマ。
そんなアライグマにも天敵はいます。
オオカミやミミズクといったものもいますが一番の天敵は人間です。
狩猟や交通事故で多くのアライグマがお亡くなりになっています。
性格
見た目はタヌキに似ていてかわいらしいです。
あらいぐまラスカルだってかわいいですもんね。
しかし実際は気性が荒い攻撃的な性格です。
そのため襲われた人や動物も多くいます。
また狂犬病やレプトスピラ病などといった感染症を持っている可能性があります。
なので噛まれたらとても危険ですね。
ラスカルみたいにいかなかったよ…
日本に輸入されてから野生化して大暴れしていますね。
というのも日本にはアライグマの天敵は人間しかいませんし、繁殖能力や環境適応能力も高いのでどんどん増えていきます。
そして作物を荒らしたり在来種を襲ったり先ほど書いた人間にまで襲ったりするので今では害獣となっています。
なぜ日本で繁殖しているのかというとそもそもの原因はアライグマのペットブームです。
その火付け役となったのが「あらいぐまラスカル」というアニメですね。
愛くるしいラスカルを見て自分たちも飼いたいという人が続出しました。
しかし手先が器用であるため脱走したり、飼えなくなって捨てることが増えました。
さらにはアニメ通り動物を自然に返すということで日本の森にアライグマを返した人もいたようです。
そもそもアライグマは幼少期はなつきますが、大人になると気性が荒くなりますのでペット向きではないようです。
そして結果、今のような状況になりました。
ということで悪いのは人間でしたね。
ちなみに見てみればわかると思いますがラスカルとアライグマは外見が違います。
どちらかというとレッサーパンダに似ていますね。
というのもパイロット版では実際のアライグマに近いデザインでしたが、可愛くないため今のようなラスカルになったのです。
また原作のラスカルはもしかしたらアライグマではなくレッサーパンダだった可能性もあるようですね。
まとめ
以上アライグマについての記事でした。
なんか調べた感じタヌキの上位互換って思いました(笑)
まぁ飼うときは飼い主の責任が大事ということですね。
ちなみに「あらいぐまラスカル」はいまだに現役ですのでどうか可愛がってやってください。
ラスカルショップで可愛らしいラスカル商品がたくさんあります。
やっぱラスカルが一番だな。