ども、ねおかずやです。
虫の中で嫌われやすいの一つが蜘蛛です。
歩いているだけで悲鳴を上げられる嫌われ具合ですね。
しかしそんな蜘蛛の中でも可愛い奴はいます。
それがハエトリグモです。
今回はこいつについて調べていきます。
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ハエトリグモって?
ハエトリグモはその名の通りハエを食べることから名づけられました。
しかし日本には約180種類のハエトリグモが生息しています。
なので種類によってはアリを食べたり蜘蛛を食べたり、ベジタリアンなのか草を食べるものもいます。
必ずしもみんなハエを食べるわけではありません。
体長は成虫で約15㎜と小柄な体型。
家の中にいると思われがちですが雑木林や野原にもちゃんといます。
4月から11月まで見られることができ、寿命は1年程度です。
天敵は自分より大きい蜘蛛や蜂、カナヘビなどです。
彼らはハエやちっちゃい虫を食べてくれる益虫です。
そして性格は臆病です。
なので叩いたりしないでくださいね。
ジャンプ!
何と言ってもハエトリグモの特徴的な行動はピョンピョン跳ぶことでしょう。
英名ではジャンピングスパイダーですからね。
巣を張らないで歩きながら餌を探すので素早く歩いて家の中を徘徊します。
獲物を見つけたらそっと近づきます。
そして十分な距離になったら飛びついていきます。
ちなみに万が一歩いているときに落ちても安心です。
常に糸を引いておりますので落ちても地面に落下することはありません。
視力が良い!
ハエトリグモって特徴的な目をしていますよね。
目が前に4つ、後ろに4つあります。
前のでかい目で物の形を認識し、他の目で光の場所や変化を認識します。
また視力が良いので求愛行動の時は視覚的な動きをします。
足を振り上げてメスの前に左右に動くダンスをします。
このダンスがかわいいと評判ですね。
バンザイして踊っているように見えるのです。
(/・ω・)/←こんな感じ
江戸時代から遊ばれてきた
昔から人と関わりがあったようです。
江戸時代では座敷鷹と呼ばれるハエをハエトリグモに捕らせる遊びがありました。
室内版の鷹狩りだったようですね。
ひと昔前ではほんちという虫同士の戦わせる遊びでハエトリグモも対象になりました。
そして今ではマウスポインタを使って遊び人もいますね。
ハエトリグモがマウスポインタを餌と勘違いして追っかけて跳んでくれます。
可愛らしいですね。
飼育できるみたい
あまりに可愛いので飼育したい!という方もいるみたいです。
ネットで見たら飼育できるみたいですね。
飼うときは高音と乾燥に気をつけましょう。
あと直射日光に当たらないようにしましょうね。
ちなみに懐くことはありません。
というのも虫は懐くことができるほど脳ができていませんのでハエトリグモが懐いてくれることはないのです。
ハエトリグモを追い出したい時は…
可愛いのはわかったし無害なのは理解できたけどやっぱり家の中にいてほしくない…。
そんな方もいるでしょう。
ではどうやって追い出せばいいのでしょうか?
ちなみに私の場合、一度ハエトリグモを手に乗っけて追い出そうとしましたけどすぐに跳ねて逃げ出しました。
次に手で包み込んで追い出そうとしましたけど中でめっちゃ跳ねて手の隙間から脱出しました。
あの時はすごい跳ねてたなぁ…。
うーん。ぶっちゃけ掃除機で吸い取るのが手っ取り早いんですけど死んじゃいそうで嫌ですね。
一応考えられる追い出し方は
- 箒や新聞紙で掃いて外に追い出す
- ペットボトルやガチャガチャのカプセルなど蓋がある入れ物に入れて追い出す
ですね。
掃いて追い出すのは祖父が良くやってるのを見てました。
一番手軽な方法ですね。
次の蓋がある入れ物に入れるというのは外に逃げないようにするためです。
蓋でふさげば逃げる心配ないから安心感も得られますね。
ただその入れ物に入れるまでが大変です。
うまく誘導できるかがカギですね。
後ろからプッシュして入れてみましょうか。
ハエトリグモが出てきてほしくない人は家を清潔に保ちましょう。
というのも彼らがいるのは餌がそこにいるからです。
害虫をさっさと家から駆除して綺麗にすればハエトリグモが家に出現することはありません。
まとめ
小柄な体型、ピョンピョン跳ねる、バンザイダンス。
蜘蛛の中でもとびっきりの可愛さを持っています。
蜘蛛が苦手な人でもハエトリグモだけは大丈夫となってほしいですね。