ども、ねおかずやです。
最近生き物の記事も書いているんですが虫ばっかりですね…。
うーん。たまには哺乳類も書かないといけないな。
というわけで私の好きな動物のうちの一つ、キツネについて書いていきたいと思います。
とても可愛い動物なんですよ。
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キツネとは?
名前の由来は昔に表現されたキツネの鳴き声「キツキツ」と神道系の敬称である「ネ」が合わさったとされています。(諸説あり)
現在日本ではアカギツネの亜種ホンドギツネ、キタギツネが生息しています。
前者はその名の通り本州、九州、四国に生息しており、後者は北海道に生息しています。
大きさはホンドギツネの場合頭胴長52~76cm、尾長26~42cm、体重4~7kgです。
キタギツネはそれより少し大きいようですね。
ちなみにキツネはイヌ科です。
なので犬に似ている外見を持っていますね。
ただ犬に比べて耳やしっぽが大きいのが特徴的です。
また瞳孔は縦長でその点は猫と同じです。
寿命は10年前後。
野生だと事故や病気がありますので2,3年ぐらいです。短いですね…。
ちなみに飼育下では最長15年生きたキツネもいます。
キツネの生態
キツネは群れることはなく、家族単位で行動します。
イヌ科なのに珍しいですね。
ただ宮城県白石市の狐塚のようにグループ形成していた例もあるようです。
キツネは生後1年満たないぐらいで狩りをマスターして鳥やウサギ、昆虫などを食べます。
雑食性ですね。
キツネは聴覚が優れていますので獲物の音も見逃しません。
雪の下で動く獲物の音も聞き取ります。
その時面白い狩りなのですが顔から雪に突っ込んで獲物を捕らえます。
なかなかユニークですがとても面白くかわいらしい方法ですね。
またキツネはとても賢いです。
その知恵が活かされるのは餌を保管するときです。
穴を掘って餌を埋めるのですがちゃんと場所を覚えているのです。
キツネの性格は?
性格は用心深いです。
なので懐きにくいですね。
しかし子供の時から世話をしていれば懐きます。
アライグマと一緒ですね。
しかし品種改良で人に懐くキツネもいるようですね。
また好奇心旺盛なキツネもいるようですので人に興味を示すキツネもいます。
ペットにしたい人は嬉しいですね。
エキノコックスって?
「キタキツネは可愛いですね~。触っちゃおう!」
いやいやちょっと待ってください。
エキノコックスに感染するかもしれませんよ。
エキノコックスとは寄生虫の一種です。
キツネの腸内で成虫が寄生していることがあります。
成虫が腸内で卵を産み、糞と一緒に出てきます。
そしてネズミが糞を食べて感染。
そのネズミをキツネが食べてまた感染…と循環します。
怖いのが偶発的に人間の中にエキノコックスの卵が侵入してしまうことです。
子供の場合発症がはやいのですが成人の場合、潜伏期間が10年と非常に長いです。
そして潜伏している間に肝臓に寄生し、肝機能障害を引き起こします。
また肺もやられることがあり結核に近い症状(咳や胸痛、血痰や発熱)を引き起こします。
さらに最悪な場合は脳にも移動することがあることですね。
症状は出てから放置していると、5年後には死亡率7割、10年後には9割と跳ね上がります。
治療法ですが特効薬はありません。
エキノコックスの幼虫に薬はあまり効果はないようです。
なので本格的な外科手術と必要となります。
予防法はしっかり手洗いすることです。
またキタギツネにむやみに触らないことです。
キツネとふれあいたいなら蔵王キツネ村へ
「でもやっぱりキツネとふれあいたい!」という方、そんな人にはぴったりな場所があります。
それは蔵王キツネ村です。
そこは100匹を超えるキツネが放し飼いされています。
キタギツネもいますし他にも珍しいキツネもたくさんいますよ。
またエキノコックス対策もしておりますので安心です。
詳しくはHPをどうぞ。
まとめ
以上がキツネの簡単なまとめでした。
絵本とかではキツネはずる賢く描かれており、悪いイメージがありますがとてもかわいらしい動物です。
写真見てわかるでしょう?ね。
って最近じゃそんなイメージ少ないですかね。