ども、ねおかずやです。
以前にRPGツクールについての記事を書きました。
その中で初心者のお勧めはMVかVXと書きましたね。
VXについて良いところや悪いところを挙げました。
今回はもう少し踏み込んだ内容を書いてみたいと思います。
なんか私の感想のような記事ですが。
VXAceの評価や感想はこちら。
MVの評価や感想はこちら。
目次
RPGツクールVXとは
ツクールって何?って方はこちらの記事をご覧ください。
それでツクールの一つのVXは2007年に発売されたPC用ソフトです。
もうだいぶ前のものですね。
PC版ツクールでは5作目で「RPGツクール2000」に近いインターフェースと同時に、「RPGツクールXP」で好評だったスクリプト作成機能があります。
(スクリプトの意味は下記に記述してあります。)
しかもスクリプト作成機能が強化していますね。
そのため初心者はもちろんベテランの方まで使える今でも人気のツクールの一つです。
さらには2012年には「value+素材集 和」が発売されました。
比較的安価で和風のゲームもデフォルトで簡単に作れるようになったのがVXの強みですね。
スクリプトって?
スクリプトはプログラムの一つです。
ツクールで使われているスクリプトの正式名はRGSSですね。
XPはRGSS、VXはRGSS2、VXaceはRGSS3となっています。
で、このスクリプトはプログラムですのでゲームの根幹を改造できたりしてしまいます。
このスクリプトをうまく使えばRPGというジャンルを超えて様々なゲームを作ることが可能です。
横スクロールアクションだったりシューティングゲームだったりできます。
もちろんそんな細かいところも変えることもできます。
例えば戦闘画面に顔グラを入れるとか斜め移動ができるようにするとか…。
このようにスクリプトは作るゲームを発展させる便利な機能なのです。
ちなみに私はスクリプトを作ることはできません。
言語はRubyでプログラミング言語の中じゃ比較的簡単なようですが私には無理でした(笑)
根性が足らないだけかもしれませんが。
ですがRGSS2、すなわちツクールVX用のスクリプトの素材を作って提供してくださる方々がいますので借りれば初心者でも簡単にできます。
色々入れすぎると競合して動かなくなることもありますがその場合は入れたスクリプトを消しましょう。
スクリプトなしでのVXの不満点
ぶっちゃけスクリプトがあればできないことは少ないです。
なのでスクリプトなしでの状態での不満点を思い出しながら書いていきます。
主に私が最初にいじった時の不満点ですけど(笑)
戦闘背景はないようなもの
そもそも戦闘背景がないです。
ぐるぐるしているだけです。
こりゃねぇだろと思います。
戦闘画面で敵のアニメーションは出ない
敵がすごい技をやったとしても音しか出てきません。
アニメーションの効果音しか聞こえません。
迫力ある戦いはできないです。
戦闘画面で自分たちの顔グラはない
名前だけの表示です。
サイドビュー(FFみたいな戦闘画面)ならまだしもフロントビュー(ドラクエみたいな戦闘画面)だと物足りない気がします。
隊列歩行がない
フィールド画面ではパーティの先頭の人しか歩行グラフィックが表示されません。
ここは賛否両論かもしれませんが。
斜め移動ができない
これも別に構わないという方がいるかもしれませんが斜め移動ができません。
現代マップが作りにくい
現代系のマップチップがないため現代を舞台にしたゲームを作るのは難しいです。
そもそもVXのマップチップが完全にファンタジー向けですね。
私が購入したときは和風素材なんてありませんでしたからファンタジー系しか作れませんでした。
動画再生できない
動画の再生はできません。
ぶっちゃけこれスクリプトを使っても難しかったような気が…。
その他の不満点
他の不満点は
- 音楽はいまいちよくない
- こだわったマップが作りにくい
ぐらいでした。
音楽はDSのツクールの方が良かったですね。
ちなみにMac対応じゃありませんが私のPCはWindowsでしたので特にそこは不満じゃありません。
VXでどこまでできたか
上記以外にも不満点があったような気が…。
でもこれ以上書くと長くなりますのでやめます。
まぁほとんどがスクリプトで解決できますので。
今度は逆に私がスクリプト素材をうまく使って(借りて)どこまでできたかを書いていきます。
戦闘画面
戦闘画面は
- 戦闘背景あり
- 敵アニメーション表示
- アニメーションをデフォルトよりも早く表示
- 顔グラ表示あり
- ダメージや詠唱時、攻撃時などによって顔グラ変化
- 敵HP表示
- 戦闘中入れ替え可能
- 戦闘に出ている仲間が全滅しても後ろの仲間が自動的に出てくる
- HP、MP以外の新たなゲージを作る
- 必殺技前のカットインあり
といったところです。
スクリプトの知識がほとんどなくても素材を提供してくださる方々から借りればこのくらいはできます。
逆にこれ以上のことも可能です。
サイドビューは…設定がめんどくさいのでやりませんでした。
いやできませんでした(笑)
メニュー、フィールド時など
戦闘画面以外だと
- 隊列歩行あり
- 斜め移動あり
- メニュー項目並び替え
- パラメータ振り分け
- 時間の概念導入
- ゲージの描写変更
だったかなぁ。
私自身戦闘画面にこだわる方なんですけどそれ以外はそこまでこだわらないんですよね。
まとめ
安く初心者にも手を出しやすい「RPGツクールVX」。
何もいじらないデフォルト状態では物足りない感じがしますが、素材サイト様から素材をいただけば十分見栄えのある作品を作ることもできます。
スクリプト素材でも知識はなくてもほとんどは導入できます。
また顔グラ、音楽、キャラチップと言ったものもネット上に多く素材があります。
VXの素材はかなり多いので可能性は無限大ですね。
これも素材を提供してくださる方々のおかげです。