ども、ねおかずやです。
今回は「RPGツクールMV」の評価や感想を書いていきます。
ツクールって何?って方はこちら
VXの評価や感想の記事はこちら
VXAceの評価や感想の記事はこちら
目次
RPGツクールMVとは
2015年に発売された現在PC版では最新のRPGツクールです。
機能はRPGツクールVXAceをベースに強化されています。
今でもバージョンアップや環境が強化されていますね。
発売される前はスマホ用ゲームやプラウザゲームが作れる、Mac対応、サイドビュー戦闘が設定できる、キャラ生成があるなど多くのツクラーを期待させるものでした。
MVの良いところ
以前書いた記事
にもいい点や悪い点を書きました。
今回はもっと踏み込んで書いてみます。
グラフィックが綺麗
最新版ですからね。
VXaceと比べるとグラフィックの差は歴然です。
特に顔グラとかすごいですね。
解像度は前作が514×416から816×624と1.5倍になっています。
簡単にきれいな顔グラが作れる
キャラ生成機能が大幅に機能アップしました。
VXAce
MV
MVの方がイケメンや可愛い女性を作れます。
なのでモブキャラはもちろん、主要人物でもこれで大丈夫ですね。
しかも倒れグラフィックやサイドビューのグラフィックも作れちゃうのでこれはすごいです。
サイドビュー戦闘が簡単にできる
とうとうVX、VXAceでは難しかったサイドビュー戦闘が今作からできるようになりました。
設定項目にチェックを入れるだけでもうできちゃいます。
もちろん前作と同じようにフロントビュー戦闘も可能です。
Mac対応
今までWindowsだけだったのですが今作からはMacにも対応するようになりました。
さらに最近のアップデートでLinuxにも対応できるようになりました。
ちなみに書き出しもexe形式だけではありません。
app、html5、apk、ipa、Linuxの形式て書き出しができます。
その他に嬉しい点
それ以外にも
- 現代系マップがある
- チュートリアルモードがある
- テストプレイ中にイベントをいじれる
- イベントのテストができる
- マウス、タッチ操作対応
- 曲が良い
といった点があります。
現代系の内容を作るならMV購入決まりですね(笑)
また初心者にもやさしいチュートリアルモードがあります。
実際に手を動かしなた覚えることができますね。
MVの不満点
では不満点を書いていきます。
これも以前書きましたが踏み込んでいきます。
値段が高い
高いです。
公式ストアでパッケージ版13,824円。
ダウンロード版なら8,618円です。
どちらもVXAceに比べたら高いですね。
ただsteamで購入する場合、セール期間を狙えば非常に安い値段で購入することができます。
70%offとかあったような…。
動作が重い
動作が重たいですね。
少なくとも私のPCではどうも重たくなってしまう場面があります。
VXAceではそのようなことがなくてもMVではありえます。
ひどい時は途中で落ちることもありますね…。
イベント作り終えて保存してない時に落ちたことがあったので泣きました。
プレイする側のPCスペックも要求されますので、せっかく配布しても低スペックで動かないなんてことがあったら嫌ですね…。
MIDI、MP3、WAVが再生できない
結構痛手ですね。
OGGやAACしか対応していません。
BGMの配布サイトを見ていていい曲があってもMIDIだったりMP3だった場合変換しなければいけません。
MIDIでも良いBGMは多いんですけどね…。
OGGのBGM素材は結構少なくなりますし。
スマホ用ゲームにするには手間がかかる
スマホ用のゲームを作れるのは確かですが楽にできるわけではありませんし初心者はできません。
ぶっちゃけ私もできません。
ファイルの出力は簡単にできますがそれだけでは動きません。
そこからさらにスマホゲームを動かすための作業が必要になりますがその説明は全くありません。
なので出力したら各自で頑張ってね、みたいな感じです。
その他不満点
その他の細かい不満点は
- VXに比べるとネット上での顔グラ素材が少ない
- RGSSは廃止されJSに
- 敵グラが少しダサくなった
- ダメージ計算式での自動生成がなくなった
- ゲームパッドでDirectinputが廃止された
ですね。
顔グラの素材は少ないです。
まぁVX素材を1.5倍にすれば使えますが正規ユーザーじゃないと無理な場合が多いですね。
またスクリプトでRGSSが廃止されJSとなりました。
スクリプトって何?って方は最初に張った「RPGツクールVXの評価や感想!」をぜひご覧ください。
で、RubyからJavascriptになりました。
せっかくRubyを覚えた人でも言語が変わってしまったので残念な方が多いのではないでしょうか。
もちろんですがVXやVXAceのスクリプトは使用できません。
まぁ逆にJavascriptならわかるって方は嬉しい点ですが。
ちなみにプラグイン素材は多いのでJavascriptがわからないって方でも安心です。
んで敵グラは微妙にダサくなりました。
VXAceやDSに比べるとちょっとね…。
そしてダメージ計算式の自動生成がなくなったので初心者だと痛手ですね。
自分で計算式を入力しないといけません。
慣れれば難しくはありませんが。
最後にゲームパッドでDirectinputが使えなくなったことですね。
その前までは対応していました。
なのでいざMVをゲームパッドで操作しようとしても反応しないのであれ?って思いました。
まとめ
最新版のツクールですがVXAceを超える点は多くあります。
今でも人気で公式ストアではMVの素材やツールが売っています。
誰でも簡単に綺麗なゲームを作れるようになりました。
しかしその結果どれも「見た目」では差がつけにくくなりました。
なのでもし面白いゲームを作るのなら「見た目」以外の点で差をつけるしかないですね。
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