ども、ねおかずやです。
だいぶ前になりますがアドバイスについての記事を書きました。
その続きで今回は実際にアドバイスをするときに気を付けるべき点について書きます。
目次
アドバイスをする前に
アドバイスというのは難しいものでして相手を不快にしやすいものです。
例えこちらが正論で言っても聞いてくれなくなります。
というのも相手がまずアドバイスを求めているのか求めていないのかを判断しなくてはいけません。
もし求めていないのにアドバイスをしたら相手は嫌がるでしょう。
大きなお世話、おせっかいと思われます。
そのためには相手がまずアドバイスが必要なのかを判断しなくていけません。
相手の考えを読み、適切なアドバイスができるのならいいのですが難しいです。
なので相手にアドバイスが欲しいのかどうか聞きましょう。
…という内容の記事を前に書きました。
では今回からはアドバイスが欲しいことがわかった場合、話す時に気を付けるべき点を書いていきます。
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アドバイスを言う時に気を付けるべき点
言い方や話し方、態度によって相手の受け取り方は変わります。
まずは相手の話を最後まで聞く
相手が悩んでいることを最後まで聞きましょう。
何に悩んでいてどうしてほしいのかをわかるには相手の悩みを聞かねばいけません。
また話すだけで相手の気が楽になる可能性もあります。
逆に話を遮るようなことをしてはいけません。
相談しているのに遮るような事すればあなたのアドバイスを素直に聞いてくれなくなります。
というよりか起こりますよね。
聞いているときに気を付けてほしいのが聞く姿勢と共感です。
あなたの話を聞いているという姿勢や共感をすることで相手は話を聞いてくれているんだと思ってくれます。
顔を向ける、うなずく、あいづち、そして相手の気持ちを共感してあげましょう。
聞くことについてはこちらの記事に書いてあります。
追い詰めるような質問はしない
話しを最後まで聞きました。
そこであなたがアドバイスをするためには質問が必要になるでしょう。
しかし質問の仕方にも気をつけねばいけません。
「~ということだけど、どうしたいの?」
「なんでそうしたいの?」
と聞いても相手を追い詰めているだけです。
おそらくそう聞いても上手く答えられる相談者は少ないのではないでしょうか。
後にも書きますが追い詰めると相手を否定する恐れがありますので避けねばなりません。
なのでまずは「はい」か「いいえ」で答えられるような質問をしましょう。
二択にすることで答えられやすくなりますし、相手は頭の中の整理もできます。
このような質問を「クローズドクエスチョン」、逆に「はい」か「いいえ」ではなく様々な答え方できる質問を「オープンクエスチョン」と言います。
先ほど書いた追い詰めるような質問はオープンクエスチョンに含まれます。
なので最初はクローズドクエスチョンで聞いていき、最後にオープンクエスチョンで聞いていきましょう。
否定はしない
「それはダメだ。」といきなり言っても相手は不快になり聞かなくなります。
そうなれば問題は解決しません。
もちろん「ダメだろこれは…。」と思うこともありますがいきなり否定するのは避けましょう。
「そういう考えもあるよね。」とまずは受け止めましょう。
肯定まではしなくていいです。
ただ、相手の考えを受け止めてあげましょう。
強制はしない
「~すべきだ。」「~しなきゃいけない。」といった相手の考えを強制するような発言はやめましょう。
やってしまいがちなことですけど意見を押し付けても嫌がり反発し、問題は解決しません。
そもそもアドバイスは相手を助けることが目的であり意見を押し付けるものではないのです。
一人称をつける
では強制しない言い方として良いのは一人称をつけることです。
「~の点だけど、私は~だと思うよ。」というように「私は」「僕は」「俺は」と一人称をつけましょう。
そうすることであくまでも自分の意見を解決策の一つとして提示することができます。
要は押し付けている感じがなくなるのです。
しかし「みんなは」とか「普通は」はとかつけると逆効果になります。
あたかも自分の言っていることは一般論だから受け止める必要がある、という捉え方になります。
まとめ
アドバイスの目的は相手の悩みを解決することです。
そして解決するのは悩んでいる人自身です。
なので解決できるように手助けしましょう。
少しでも相談者が「あなたに話してよかった」と思えるようなアドバイスを心がけることが大切です。
そのためにはアドバイスを相手に上手く届ける必要があります。
逆に相手が聞かなくなってしまったらもうアドバイスは意味がありませんね。